健康・キャリア形成・社会適応を育む「ライフスキル育成塾」
「キャリアブリッジ」は、東京で新生活をスタートする学生のための、ライフスキル育成塾です。
この塾では、本格的な社会人を迎える前に身に着けておくべき、**人生を豊かに自立して生き抜くために必要な“3つの柱”**を中心にプログラムを設計しています。
1. 健康 ― すべての土台は“自分の身体”から
健康は、学業にも、仕事にも、日常生活にも欠かせない“活動の土台”です。
特に、生活が大きく変化する大学進学や上京のタイミングでは、生活リズムが大きく乱れやすく、心身の不調を抱えやすい時期でもあります。
キャリアブリッジでは、以下のようなセルフマネジメント習慣を身につけます。
- 栄養バランスの整った食事
- 規則正しい睡眠リズム
- ストレッチや適度な運動の習慣
- アルコール・タバコ・薬物への正しい知識
- メンタルヘルスを守る基礎知識
自分の健康を自分で守る力をつけることで、どんな挑戦にも対応できる心と身体を育てます。
🔹健康に関する社会問題・現象(例)
🧠 若者のメンタルヘルス不調の急増
- 不安障害・うつ・無気力などの精神的問題が、大学生や高校生の間で増加。
- 自殺は15〜39歳の死因1位(厚労省データ)
🍙 食生活の乱れ・栄養不足
- コンビニ食・外食中心で栄養バランスが偏る
- 朝食をとらない、1日1食の生活が常態化している学生も
🌙 睡眠不足・昼夜逆転
- 夜更かし・SNS・スマホ依存により、睡眠リズムが乱れ、日中の集中力が低下
🚬 有害行動の若年化
- 喫煙・飲酒・カフェイン摂取・エナジードリンクの多用
- ドラッグ・危険薬物などへの軽い気持ちでの接触
2. キャリア形成 ― 自分を知り、未来を描く力
「将来、何になりたいか分からない…」
そんな不安を抱える学生は少なくありません。
キャリアブリッジでは、就職のためのスキルだけでなく、“人生の軸”をつくるキャリア教育を行います。
- 自分の得意・不得意、興味・関心、価値観、信念を知る
- 小さな体験を振り返り、学びに変える“経験化”の力
- 自己分析を深め、将来のビジョンを描く力
- やるべきことに地に足をつけて取り組む行動力
「何をするか」だけでなく、「なぜそれをやるのか」「どんな人生を送りたいか」まで考え続ける力を養い、将来へのブレない軸を育てていきます。
🔹キャリア形成に関する社会問題・現象(例)
🕳️ 受験後の「燃え尽き症候群」
- 目標を「合格」に置いてしまい、その後のビジョンが見えず、無気力になる学生が多数
🌀 自己理解の欠如
- 「やりたいことが分からない」「自分に何が向いているか分からない」という声が増加
- 小中高で“自分と向き合う教育”が不足している現状
🎓 大学の目的が不明確
- 「なんとなく大学へ」「とりあえず進学」するケースが多く、目的意識を持てずに離脱する学生も
🏢 社会との断絶・就活への不安
- インターン・職場体験の機会が少なく、社会で働く実感が湧かない
- キャリアに対する不安・あきらめが早期に芽生えてしまう傾向
3. 社会適応 ― 社会の中で、自分らしく生きるために
キャリアブリッジでは、WHOが提唱する10のライフスキルをもとに、社会の中で力強く生きるための“人間力”を育成します。
WHOが示す10のライフスキルとは?
- 意思決定能力:様々な情報から正しい行動を選択できる力
- 問題解決能力:目指すゴールと現状のギャップを見つけ、解決していく力
- 創造的思考:様々な情報を組み合併せて新たなアイディアを生み出す力
- 批判的思考:客観的に物事を見る力
- コミュニケーション力:場面に適して情報を伝達する力
- 対人関係スキル:人間関係を築いていく力
- 自己認識:自分の得意・不得意・価値観・信念などを言語化する力
- 共感性:他人の気持ちや考えに寄り添える力
- 感情対処:怒りや喜びなど感情をコントロールする力
- ストレス対処:ストレスの原因や対処ができる力
これらをベースに、以下のような社会性・挑戦力・行動力を高めていきます。
- セルフエフィカシー(自己効力感):自分への自信
- セルフエスティーム(自尊心):自分自身が好きであること
- 困難に立ち向かうチャレンジ力:勇気ある行動をとれること
- チームで目標に向かう協働力:他人と協力して物事を進める力
- 主体的に行動する実践力:一歩踏み出す力、行動力
ただ“生きる”のではなく、自分らしく、前向きに社会とつながって生きる力を育てます。
🔹社会適応に関する社会問題・現象(例)
🧍♂️ 若者の孤独・孤立
- 上京や進学を機に、孤独を感じる若者が急増(特にコロナ禍以降)
- 「相談できる大人がいない」「悩みを話せる友人がいない」状態に陥りやすい
🤐 コミュニケーションの苦手意識
- SNS世代ゆえにリアルな対話力が不足
- 対人関係のストレスを避ける傾向が強く、自己表現や交渉が苦手
🎭 承認欲求・自己肯定感の低下
- 比較・評価社会で「自分は劣っている」と感じやすく、チャレンジを避ける傾向
- SNS映えやフォロワー数など、外部評価に依存した自己価値観が形成されがち
🧠 ライフスキルの不足
- 問題解決・意思決定・ストレス対処など、日常的に必要なスキルを体系的に学ぶ機会がない
キャリアブリッジが目指すもの
「キャリア」とは、単に職業のことではありません。
「自分の人生をどう生きるか?」という道のり全体を意味します。
キャリアブリッジは、
「健康」
「キャリア形成」
「社会適応」
この3本柱を軸に、未来を切り拓く“生きる力”を学生たちに届けます。
保護者の皆さまには、子どもたちがしっかりと成長するための伴走支援として、
学生の皆さんには、安心して一歩を踏み出せる土台として、
この場所が「橋」となれるようサポートしてまいります。